お知らせ

2019/12/17

上棟式を勤修致しました

去る12月9日、建設中の本堂工事現場において、上棟式を行いました。

当日は建設委員会の方々・護持会・墓地管理委員会の方々、更には工事関連業者の方々総勢50人ほどをお招きし、工事も半分まで完成した事を御報告する事が出来ました。


住職による作法・読経の後に、宮大工さん方により工匠の儀を行いました。曳綱の儀において最後の棟をあげ、槌打ちの儀において棟梁に最後の棟木を打ち込んで頂きました。

棟梁は「千歳棟(せんざいとう)、万歳棟(まんざいとう)、永永棟(えいえいとう)」と言いながら、七五三調にて棟を打ち込みます。これは千年も万年も永遠にこの棟が何事もなく丈夫で、幸せに過ごせる事を祈る言葉と言われています。

棟梁の言う通り、折り返し地点まで来たこのお堂が無事に竣工され、何百年と永遠に無事に使われる事を心から願っております。先代住職も生きてこの式を迎えたかったとは思いますが、どうか無事に建立される事を心待ちにしているのではないでしょうか。問題はまだありますが、一歩ずつ進めて参りたいと存じます。

御心配の檀家さんも多くいらっしゃると思いますが、暖かい目で見守って頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。